テロや地震などで医師や看護師派遣 DMAT、大阪に事務局

2013.10.2 02:00

 ■東京のバックアップ機能担う

 テロや地震などが発生した事態を想定し、医師や看護師らで編成する災害派遣医療チーム(DMAT)の事務局が1日、大阪市中央区の国立病院機構大阪医療センター内に開設された。東日本大震災で地震活動が活発化し、首都直下型地震が起きやすくなっていることから、東京都立川市の国立病院機構災害医療センターにある事務局のバックアップ機能を担う。

 東京以外に事務局が開設されるのは初めて。有事の際、事務局はインターネット上の「広域災害救急医療情報システム」(EMIS)を使い、全国から参集したDMATの派遣調整などを行う。

 今後、大阪の事務局の医師や事務職員ら計5人は、東京の事務局で研修や訓練を行い、東京が機能しなくなった際に備える。

 DMATは平成7年の阪神大震災の際、救急医療の遅れによって多くの命が失われた反省を教訓に厚生労働省が17年に発足させた。今年3月現在、全国で約1100チーム約7200人が登録している。